ココナッツオイルの製造方法

ココナッツオイルの製造方法

ココナッツオイルの製造方法 画像ココヤシ果実の種子にあたる核果の中の胚乳を乾燥したもの(コプラと呼ばれる)から、圧搾または溶剤抽出により原油が得られる。
さらに精製工程を経て製品化される。
パーム核油は、アブラヤシの胚乳を乾燥したもの(パームカーネルと呼ばれる)を同様に精製したもの。(※  Wikipedia より )

Wikipediaの説明だと、なんだか良く分からないものですね。
この製造法って、 精製ココナッツオイルのことを述べてて、バージン ココナッツオイル オイル ( 未精製ココナッツオイル )のことを説明していませんね。

まずは、ココナッツオイルは大きく分けて2種類あるって言うのはご存知だと思います。
精製ココナッツオイル・・・「 レギュラー 」「 オールナチュラル 」「 RBD ( 漂白脱臭精製済み ) 」と呼ばれています。
未精製ココナッツオイル・・・「エキストラ バージン」「バージン」「ヴァージン」と呼ばれています。
ちょっと纏めてあるので「ココナッツオイルの種類」を見てね。

では、改めて関心のあるバージン ココナッツオイル オイル ( 未精製ココナッツオイル )の製造法を調査したので報告します。

ココナッツオイルの製造方法
ココナッツオイルはどうやって作られてるの?

精製ココナッツオイルの製法は「化学製法」と呼ばれています。いろいろな薬品や添加物、熱などを用いて効率的にオイルを取り出しています。
未精製ココナッツオイルは「オーガニック製法」と呼ばれています。余分なものは何も加えず、オイルを取り出しています。

化学製法

ココヤシ果実の種子にあたる核果の中の胚乳を乾燥したもの(コプラ 乾燥果肉)から、圧搾または溶剤抽出により原油が得られる。
さらに精製工程を経て製品化される。

どの工程も、オイルの用途に合わせ品質が保ちつつ、効率よく処理が出来るようにしてオイルを作っています。品質と効率が高いレベルで保たれる作り方です。

品質と効率が高いレベルで保たれているため、安価で質の良いオイルが供給されています。

オーガニック製法

オーガニック製法で作られるヴァージンココナッツオイルは、薬品や熱などの加工を極力排し、効率を少し犠牲にしてでも目標の品質が保てるようにした製法です。
オーガニック製法では、なるべく生のココナッツオイルが喜ばれるため、ローフードなどを基準に品質を確保しているようです。

自然に近い状態でオイルを作るために、新鮮さの確保、手間、時間もかかる為、化学製法に比べると大量に製造することが出来ません。
しかしながら、オーガニック製法で作られたオイルには、酵素などが残っており、体に良い成分が豊富に含まれると信じられ、人気と価格が高いです。

オーガニック製法では、最も良質なココナッツオイルを製造するために、新鮮なココナッツから40度以下の低温でココナッツオイルの原料となる液体を絞り出します。

低温で圧搾することで、体に良いとされる成分をそのままの状態で残すことができるのです。
なので、酵素を取り込んで健康になりたい志向の方は、低温圧搾と記載されたヴァージンココナッツオイルを購入することをオススメします。

低温で絞られた液体からオイルを分離します。
オイルが分離されるとミルクが残ります。これが「ココナッツミルク」です。

オーガニック製法では分離法に「遠心分離方法」と「自然発酵方法」が良く使われます。
遠心分離法は遠心分離機でオイルとミルク・水分を分離します。これに対し自然発酵方法は自然に発酵を促しミルクと水分を分離します。
一般的に自然発酵方法の方が純度の高いココナッツオイルが出来ると言われています。もちろん、この間も低温で作業を行います。

尚、自然発酵方法が一番体に良い分離方法と言われるのは、遠心分離方法では、体に良いとされる成分がミルクの方に取られてしまうかららしいです。

その後、不純物を取り除く濾過という作業を経て、製品として完成します。

 

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