スーパーフード

スーパーフード

「スーパーフード」とは、単に栄養面ですぐれているというだけでなく、ある特定の有効成分の含有量が他の食品に比べて飛び抜けて高い食品のことです。
少量でも特定の有効成分や健康成分を効率的にとれるもののみが「スーパーフード」と呼ばれています。
とくにダイエット、健康、アンチエイジングなど美容に関心が高い人たちの間で、いつもスーパーフードは話題になっています。

話題のスーパーフード

最近はTVやSNSでスーパーフードが紹介され、欲しいと思ったら身近なスーパーや手軽なネット通販でスーパーフードが入手可能になりました。

ドリンクやおやつなどの材料にすることで体にも手軽に採り入れることができるようにもなりましたね。

そこで、代表的なスーパーフードをご紹介します。

 ココナッツオイル

以前爆発的なブームになっていたココナッツオイル。
ココナッツオイルの主成分である中鎖脂肪酸は、食後すみやかにエネルギーに変わるため、体脂肪になりにくい油と言われています。

精製前のココナツオイルにはココナツの香りが有るため、普通のオイルとして使いにくいですが、食材にそのままかけたり、コーヒーやココアに入れて甘い香りを楽しんだりと手軽に使えるところも人気の秘密です。

精製後のココナツオイルは、香りは有りませんが中鎖脂肪酸としての働きがあり、その効果はそのまま期待できます。揚げ物の油にも使用でき、ダイエットに向いています。
「ここにもココナッツオイルについて書いています」

 チアシード

チアシードは、メキシコなど中南米原産のシソ科サルビア属であるミントの一種の植物「チア」の種。
チアとはマヤ語で「力」という意味で、南米では広く親しまれているスーパーフードです。
見た目はゴマより少し小さいくらいでそのまま食べると食感もゴマに似てぷちぷちしています。チアシードは、水に浸すとプルプルしたジェル状になります。
このプルプルの部分には、こんにゃくにも含まれるグルコマンナンという食物繊維がたっぷり含まれています。グルコマンナンは、少量で満腹感をもたらしてくれるダイエットにはとってもうれしい存在です。

また、不飽和脂肪酸であるオメガ3をはじめ、カルシウム・鉄・マグネシウムなどのミネラルも豊富です。特にオメガ3には血液中のコレステロール値を改善するはたらきがあり、生活習慣病対策にもおすすめです。
チアシードを8~10倍量の水に入れてジェル状になったら、スムージーやヨーグルトなどにトッピングするのが簡単な食べ方です。

 バオバブの実

バオバブの実は、スーパーフルーツとしてビタミン、ミネラルなどの栄養価が高いことで有名です。
とくにビタミンC・カルシウム・抗酸化物質のポリフェノールを多く含んでいます。
バオバブの実の抗酸化力は他のフルーツよりはるかに高く、そのアンチエイジング効果は見逃せません。紅茶にパウダー状のものをスプーン一杯ほど加える食べ方が人気です。

 ピタヤ

ピタヤはサボテン科のサンカクサボテンの果実の総称のことで、ドラゴンフルーツとも呼ばれています。
ピタヤは色もカラフルで3種類あります。
皮が赤色と黄色のものがあり、黄色の皮は白い果肉、赤色の皮は白い果肉と赤い果肉があります。

赤い果肉には「ベタシアニン」というポリフェノールが多く含まれていて、高い抗酸化作用があります。
さらに、カリウム・マグネシウムの含有量はフルーツの中でもトップクラス。カリウムは、体内の水分量を調整するはたらきがあるので、むくみ対策にも利用できそうです。
他に鉄分や葉酸などを含んでいるので、貧血気味の方や妊娠中の女性にもにうれしいフルーツです。

 生はちみつ

加熱処理をしていない はちみつ は、とくに「生はちみつ」と呼ばれます。
生はちみつ は栄養バランスがよく、大腸でビフィズス菌を増やすグルコン酸という酸を含んでいます。
ヨーグルトに生はちみつをかけて食べると、ヨーグルトのビフィズス菌との相乗効果で、腸内環境の改善・便秘解消・免疫力アップ作用がさらにアップします。

生はちみつ は栄養素を損なわないためにもそのまま食べたり、ハニーマスタードドレッシングにしてサラダに使ったりと、できるだけ生に近い状態で食べましょう。

美容効果や健康増進、アンチエイジングを心がけているあなたには、バランスの良い食事とスーパーフードが最適ですね。

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