脈拍(心拍)センサー

脈拍(心拍)センサー

光電式容積脈波センサー
脈拍(心拍)センサーとは、その時点での1分間の心拍数を求めるためのデータを検知してくれるセンサーです。
脈拍(心拍)センサーには電極を利用した電極センサーや皮膚血流量を測定する光電センサーなどがあります。

心拍計と脈拍(心拍)センサー

脈拍(心拍)センサーは、一瞬の状態やある短い期間(数秒)の脈拍を捉え、1分間の心拍数を求めるためのデータとして心拍計に提供します。心拍計は脈拍(心拍)センサーの捉えたデータをもとに、データ処理をして1分間の予測心拍数を計算します。

電極を利用した電極センサーは、センサーを皮膚に貼ったりクリップで取り付けたりと面倒なことが多かったのですがその分正確性も高いです。
現在、主流になってきた皮膚血流量を測定する光電センサーは、皮膚表面との直接の接触なしで皮膚血流量を測定するので、腕ベルトをまくだけで済むなど利便性が高いことや安価なことから多く利用されるようになりました。

活動量計と脈拍(心拍)センサー

活動量計は、カロリー消費を計算するデータとして脈拍を利用します。
また就寝時の睡眠の質を把握する際にも脈拍をデータとして利用します。

脈拍は健康を管理する際に非常に重要な情報であるため、加工されたカロリー消費量や睡眠の質のみでなく、生データの管理も行われます。
高機能の活動量計であれば、1日全ての脈拍をデータ蓄積し、スマホやPCで管理できるようになっています。
また、運動をしていないのに心拍が異常に高くなった場合にアラームを鳴らす機能があるものもあります。
今後、制度の工場で更ににアラームを鳴らすのみでなく、人や病院への通報なども行われるようになるでしょう。

参考:『心拍計 – Wikipedia』

加速度センサー

加速度センサー

加速度センサー
加速度センサーは文字通り、一定期間における速度変化(加速度)を測定するセンサーのことです。

人の動きや振動、衝撃を検知します。
3軸方向(X軸・Y軸・Z軸)に適応するセンサーや水平状態を検出できるものがあります。

最近の身近なものではスマホに搭載されていたり、デジタルカメラ等の「手ぶれ補正」、ゲーム機のコントローラーなどにも加速度センサーが活用されています。

活動量計の加速度センサー

活動量計の加速度センサーは、人の動きを感知することに重点を置いており、腕に伝わる振動や衝撃を検知することで、歩数をカウントしたり、階段の上り下りをカウントする情報を提供します。

また就寝時に加速度センサーと心拍センサーを活用して体の状態を把握することで、睡眠の質を取得できる機能もあります。
センサーだけでも活動量計だけでもダメで、スマホやPCに検知データを送り解析することで睡眠の質がわかるようになるのですが、健康に役立つ欠かせないセンサーの一つです。

参考:『加速度計 – Wikipedia』