ココナッツオイルの保管方法

今回は ココナッツオイルの保管方法 のお話です。 ココナッツオイル は、気温が 20~25 ℃くらいで 液化 し、それより 低い気温だと 固まる オイル です。
夏場 を迎えると 液化 するため、 液体 のまま使っていてこぼれると べたべた になりますよね。
そうなると ココナッツオイル を 冷蔵庫 に入れて 固まった 状態 で 保管 するか? 冷蔵庫 をつかわずに常に 外に出した 状態 で 保管 するか迷うところですよね。
そして べたつく だけじゃなくて、 大瓶 で買うと 使い切る のに 時間がかかり 、なんとなく 雑菌 の 繁殖 や カビ が生えたり、 香り が 変化 しないかなど 心配 になってきますよね。
そこで今回は ココナッツオイルの保管方法 について考えて行きたいと思います。
正しい保管方法を考えて、家族みんなで安心して使えるようにしたいですね。

ココナッツオイル の 保存性について

まず ココナッツオイル の 保存性 について知っておきましょう。 Wikipedia のココナッツオイル の 成分 を見ると、
炭水化物 ( 糖分 ) 0 g
タンパク質 0 g
脂肪 100 g
飽和脂肪酸 86.5 g
一価不飽和脂肪酸 5.8 g
多価不飽和脂肪酸 1.8 g
ココナッツオイル は 炭水化物 ( 糖分 )も タンパク質 も含んでいいません。 正確 にいうと 表記しないで 良い ほどにしか含んでいないってことですが。それでもほぼ含んでいません。
ちなみに 表示 されている 脂肪酸 を足しても 脂肪 100g になりません。何でですかね?わかったら また報告 します。

そして、 脂肪 が 100g そのうち 飽和脂肪酸 86.5 g なんですね。 飽和脂肪酸 はとても 安定した 脂肪 で 熱 に 強い とされていますので 簡単に 熱で 酸化しませんから 保存方法 はそれほどこだわらなくても 大丈夫 って言われてます。 ただ、 暗所 に 置いた方 が良さそうですね。

ちなみに 不飽和脂肪酸 は 熱 に 弱い です。なので、 加熱 せずそのまま 生 で 食べる と 体に良い って言われてます。 不飽和脂肪酸 は 空気 / 熱 / 光 で 酸化 し、 一種 の 活性酸素 になるため 保存方法 に 注意 が 必要 です。

ココナッツオイル は  固まったり 溶けたり を 繰り返しても 品質 は 大丈夫 です。

ココナッツオイル は 開封 しなければ、 1年 〜 2年 大丈夫 と 言われています。
要 は 開封後 も 清潔 な 状態 に 保つことが 一番 大切 なことです。

夏場 の 開封後 は 冷蔵庫 で 冷やされ 真夏 の 湿気 で 容器内側 に 水滴 ができてしまい、 水分 が 容器内 に 入ったりすることも 有ります。
また 空気 に 触れる ことで カビ や 雑菌 が 容器 内部 に 入り込みます。 ココナッツオイル は 水分 があると 品質劣化 を 引き起こし、 また 香り も 少し酸っぱい 香り になると言われています。

それと 大きな 特徴 は 20℃ 以下 だと 固まります。 硬く固まると かなり使いづらいですよね。 冷蔵庫 に 入れたら まず カチカチ に 固まって すぐに使おうと思うと 辛い 状態 です。

そのことを 踏まえた うえで 夏場 の 保存方法 を考えて行きます。

開封後はどこで保存すれば安心?

冬は 冷蔵庫 の 外でも 中でも 固まるので、考えなくても良いかと。(でも、沖縄とか暖かい地方は柔らかく固まる程度なのかな?)
冬は、 保存法 よりも どうやったら 速く溶けるか。が問題ですもんね。

なので 夏場 の 保存法 を 考えます。

冷蔵庫に入れない常温保存のメリット

  • いつも 液体 ですぐに使える
  • 水滴 が 混入 する 心配 がない

冷蔵庫に入れない常温保存のデメリット

  • 垂れやすく べた付く 可能性が高い
  • 空気 に触れやすい
  • 水分が入ると カビ が生えやすく、 香りにも影響がでる

冷蔵庫保存のメリット

  • 水分 が入っても カビが生えにくく、 香りにも影響が出にくい
  • 固形 のため 垂れる 心配が それほど無い

冷蔵庫保存のデメリット

  • 固まっていて すぐに使えない ことも有る
  • 夏場 は 常温放置 で 水滴 が 容器内部 に 混入する 可能性 がある

お勧めの ココナッツオイルの保管方法

夏場は使い勝手の良い常温保存がやはり便利ですよね。
なので数日〜一週間程度で使い切る量のココナッツオイルを口の狭まった容器にを入れておくようにします。
大きなココナッツオイルの本体容器は冷蔵庫で保管するようにします。
数日〜一週間程度で使い切ったら補充するという方法が良いと思われます。

ココナッツオイル の使い方にもよりますが、やはり 安全 に使えるのが好ましいですよね。面倒かも知れませんが、小分けして 小まめに 補充しましょう。
尚、 冷蔵庫 から取り出して 蓋を開けっ放しで放置 は絶対にやめましょう。 水滴容器内に入る可能性が高くなります。冷蔵庫保管ならカビが生えることはないと思いますが、気分が悪いですもんね。

後、何らかの失敗で水が入ったら、綺麗な水であるならすぐに冷蔵庫に締まっちゃいましょう。そのまま冷蔵庫から取り出し、硬いけどカリカリ削れば、カビや劣化の心配は少ないですので。それでも何か違和感を感じたら、、、すっぱり諦め新しいのに切り替えましょう。

それからいくら熱に強いと言っても、めちゃくちゃな湯煎や電子レンジで加熱したりはもちろんNGですかね。

それでは楽しく ココナッツオイル 生活 を送りましょう!

ココナッツオイル の 選び方 ( ポイント )

失敗しない ココナッツオイル の 選び方 とは?
ココナッツオイル ってなんか効きそうだけど。どれを選べば間違いないの?高いのが 安全なのかな? 私に合った ココナッツオイル ってどれ?

ココナッツオイル どれを 買えばいいの!?

ココナッツオイル を 長く 愛用してきた方でも 悩んでしまうくらい 豊富 な 種類 が出てきた ココナッツオイル 。 実際 、「 どれを 買えばいいの? 」って 思いますよね。

これなら!って 誰かが勧めてくれて、 いざ 使ってみると 香り が 気に なったり、やっぱり 安全面 で 気に なったり 。 口に するもの ですから ほんと 厄介 ですよね。
そんな 悩め る あなた に、いろいろな 角度 から 選ぶ ポイント をお伝えします。

健康 や 美容 、そして 老化 防止 とこれから 長い 付き合い になるかもしれない ココナッツオイル 、本当に 自分 に 合った ココナッツオイル を 選びたい ですよね。
一つ 一つ 見て いきましょう。

ココナッツオイル の 選び方 – 安全性 で 選ぶ

選ぶ ポイント の 1番手 は 何と 言っても 安全性 !
安全性 が 低い かもしれない もの 「 精製 ココナッツオイル 」 を 選ぶ のは 避け ましょう「 エキスト ラバージン ココナッツオイル 」「 未精製 ココナッツオイル 」を 必ず 選び ましょう。

と、良く書かれていますが?ほんと?

こんな 話が 有ります。
以前 に ネズミ に ココナッツオイル を 含んだ 食事 を 与える 実験 をしたところ、 ネズミ の 肝臓 が 酷い 脂肪肝 になりました。この 実験 結果 が 世に 広まり 「 肝臓 に リスク を 及ぼす 飽和脂肪酸 の ココナッツオイル は 危険 」と 言われ 続け ました。

しかし 実際 は、 ココナッツオイル はそのような 危険 な もの ではありません。
では なぜ ネズミ は 酷い 脂肪肝 になってしまったのか?
それは 実験 で ココナッツオイル を 与えた ネズミ の 肝臓 に 沈着 していた 脂肪 の 95 % は 長鎖脂肪酸 であることが わかり 、この 実験 には 水素 添加 された ココナッツオイル が 使用 されていたと 言われて います。

この 話 から わかることは 水素 添加 された ココナッツオイル は 避けた 方が 無難 だということです。
しかし 人 の 口 に 水素 添加 された ココナッツオイル が 入る ことがあります。 ココアバター の 代用 に 菓子 に 使われたり、 ラクト アイス や ホイップ クリーム 、 コーヒー フレッシュ の 材料 として 使われて います。
なので これが どの 程度 危険 なのか、 今一つ わかりません。

話を 戻して 、「 精製 ココナッツオイル 」 と 呼ばれる ものは、 加熱 ・ 漂白 ・ 脱臭 などの 処理 によって 不純物 を 取り除いて あります。「 レギュラー 」「 オールナチュラル 」「 RBD ( 漂白脱臭精製済み ) 」と 記載 されている 場合が 多い です。
「精製 ココナッツオイル 」は 新鮮 な時に 抽出 できなくて 少し 放置 してあったココナッツ (コプラ ・ 乾燥果肉 ) もの を 使う ことが 多い ようです。 そのため 加工 する 必要 があるそうです。
よって 古くなって 栄養価 が 低下した 乾燥ココナッツ から 作られている ことや、 精製過程 で トランス脂肪酸 が 発生 し 混ざる ことも有り、 健康面 から避けた方が 良い と考え られます。
どのような 加工 がされているか わからない ものを 買う のは 避けたい ですね。

安全性 で選ぶなら「 エキスト ラバージン ココナッツオイル 」「 未精製 ココナッツオイル を 必ず 選びましょう。

それから 農薬 や 合成肥料 を使っていない オーガニック のものを 選ぶ のも 重要な ポイント ですね。下の オーガニック ・ 有機マーク がついたものを 選び ましょう。
ココナッツオイル 選び方 の 基準 マーク の 例

と言う、理論が成り立ってるんですね。
でも、そもそも、そんなに危ない危険なものが食品として売られいますか?
中には、段ボール餃子とか毒入り冷凍食品とか、世に出回りましたよね?
そのレベルと同等に危険な物なのでしょうか?
それとも農薬が入ってる?

楽天やアマゾンで精製ココナッツを検索してみてください。
食品として使うものがすぐに見つかりません。
石鹸やお肌の手入れ用と書かれています。

バージンココナッツオイルを選ぶ理由に、精製ココナッツオイルはビタミンや酵素が壊れてると、さも大事のように書かれてる説明が多いですが、どれほどのビタミンが入っていて、酵素の効き目がどの程度かちゃんと説明してないページがほとんどですよね。

ちなみに、ビタミンeが豊富と良く書かれていますが、ビタミンeはWikipediaには普通の食事を摂っていれば不足することないビタミンと書かれています。
それにビタミンeが豊富な食材は他に山ほどります。
参考:「Wikipedia ビタミンE
参考:「簡単! 栄養andカロリー計算 ビタミンE

酵素については科学的に効果が証明されていませんので、評価が難しいところです。ただ、酵素もタンパク質の一種なので、精製過程で壊れてしまうものが胃酸で壊れてしまうと考えるのが普通ですよね?ただのタンパク質ですから。。。

と、一応批判的な立場の意見も取り入れて書いておきました。
どのように捉えるかはあなた次第です。

効果・効能について、より知りたいなら「効果・効能」を参照してください。より詳しく書いています。

 ココナッツオイル の 選び方-製法 で 選ぶ

製法 で 選ぶ ことのはとても難しいです。
実は どの製法 が なぜ良くないか はっきり理由がわかっていません。 非加熱 の方が良いとされていますが、 非加熱 がどれほど 健康 ・ 美容 ・ アンチエイジング に 寄与 するかがわかっていません。

一般的 に「 エキスト ラバージン ココナッツオイル 」として売られている商品は、ほぼ「 低温圧搾法 」「 コールドプレス法 」と呼ばれる 圧搾法 が 使用されています。
無精製 、 無添加 、 非加熱抽出 をしているのが 特徴 です。 生の 果肉 を 無精製 ・ 無漂白 で 圧搾 します。
ココナッツ の 持つ 栄養分 を 保つ ために 熱を 加えず 圧力 をかけて ココナツミルク 抽出するので、 酵素 や 栄養素 が 多く 残る 製法 と 言われています。

では、 熱 を 加えられた ら ダメなのか?
となりますが、 中鎖脂肪酸 は 熱に強い ( 200度 程度 まで OK )ため、 中鎖脂肪酸 目当て であれば 問題ない ような気もしませんか?
酵素 目当て で 有れば 非加熱 は 必須 ですね。

圧搾 しただけでは オイル は取れません。 ココナッツミルク から オイル だけを 分離 させる 必要 が 有ります。
油分 だけを 取り出す方法 として、 伝統的な 発酵分離 と 遠心分離 という 2つの方法 があります。

ほとんどの ココナッツオイル 製品 は、 遠心分離機 で 機械的 に分離する 方法で 採取 されているようです。しかし、この 方法 では ミルク分 や 水分 が 多く 残留 してしまったり、栄養素 が 薄く なってしまったり、 劣化 が 早くなる ことが多いようです。

一方の 発酵分離 は、 水分量 を 0.05 % 以下に 抑える ことが 可能なため、 栄養価 も高く、 劣化しにくい という メリット があります。もちろん、 品質 は 発酵分離 の方が良いのは言うまでもありません。

この 油分 を 取り出す 製法 は、あまり 商品 説明 に記載されてないんですよね。 製造会社 や 輸入会社 、 ブランド の ホームページ まで見に行っても 説明 が 載って無い ことも 多いです。
有名な 商品 を試しに 見に行ったのですが 圧搾法 は 記載 されてても 分離法 は載って無いですね。

発酵分離 は 効率 が悪いらしいので、 採用している 製造会社 が少ないのでは? と 考えています。 逆に 発酵分離 をしている 製造会社 は酵素目当ての人にとっては良い って会社になるのかと思います。

ここら辺りが 不明 なので、 コールドプレス法 で 酵素 を 残しても 遠心分離 で 栄養素 が薄くなるっていたら、 コールドプレス法 のみを 宣伝 されても 判断 に困るますよね。
結局、 オイル の 分離法 まで 明記したココナッツオイルを 選ぶ か、それとも 割り切る かはあなた次第ってことになります。

目安 としては、
他のものより 高価な 物を買うなら、「 圧搾法 、 分離法 」を 明記した ものを選ぶ。
分離法 が 明記 されてないなら 、 遠心分離器 で 抽出 されている 可能性が高い ので、 割り切って 安価 な方を選ぶ。
さらに中鎖脂肪酸だけが目当てで安価が良いなら精製ココナッツオイルを選ぶ。
って、感じでしょうか。
ただ、精製ココナッツオイルを食品で売り出してるいとこってあまり見当たらないんですよね。みんな金儲けが上手い!

ココナッツオイル の 選び方 – 風味 ・ 産地 で選ぶ

産地 で 選ぶ と言うと、「 ココナッツ庁 」という 政府機関 が有る フィリピン が良いと言う人が居ますが、どうなんでしょうか?
確かに、 管理 が行き届いていて 安全性 は 高い と思われます。よって、フィリピン産を一つの目安にしても良いと思われます。

でも 産地 と言えば、普通は 風土 や 天候 によってもたらされる 風味 や 香り の 違い を楽しむ ものではないでしょうか?
オリーブオイル も 産地 によって 違う と言いますし。
特に 未精製 の ココナッツオイル は 風味 や 香り が そのまま 残ります ので、お気に入り の 産地 ( 原産国 )や 製造会社 が見つかるかもしれません。

なので、買う ときは 原産国 や 製造元 を覚えておきましょう。
フィリピン だけでなく インドネシア 、 インド 、 ブラジル 、 スリランカ 、 ベトナム 、 パプアニューギニア 、 メキシコ 、 タイ 、 マレーシア その他 にも 沢山 原産国 が有ります。
なんせ 沖縄 にも 自生 するくらいだから 熱帯 地方 の 国 の全てで 栽培 できますからね。

ココナッツオイル の ブランド は 自社 で 農地 を持っていたり、 産地 に こだわり を 持って いたりしますので、 ブランド で 選ぶ のも 良い かもしれません。
どちらにしても これだって 思えるものに 出会える のが 一番 です。

ただ、料理に使うなら香りが気になりますよね。
中鎖脂肪酸だけが目当てなら精製ココナッツオイルの方が香りも薄く使い勝手良いですね。

価ココナッツオイル の 選び方 – 価格 で 選ぶ

最後 は 価格 ですかね。
これは 説明 が 要りませんよね。
なるべく コスト パフォーマンス の 良いもの を選びましょう。 送料 の チェック も 重要 ですから。

さて、いろいろ 見てきましたが、なんとなく 自分 に 合った ココナッツオイル を 選べそう ですか? それとも 逆に 混乱 させちゃいましたか?
混乱 させてしまった のなら、ごめんなさい。

これからも 情報 発信 していくので、 たまに 覗いて みて ください。 そしてできれば 産地 と 風味 の 好み を コメント で 教えてもらえると 嬉しい です。
では、また^^!